写  真  で  見  る  建  築  工  程
【地鎮祭】
工事の無事と工事関係者の安全を祈願して土地の神様を祭る。

←神主さんがお祓いをしているところです。
【縄張り】 
これから建てようとする建物のおおよその位置を確認するために縄を張る。

←地面に縄を張って、建物の位置を出しています。
【水盛り】
建物の水平を決める作業のこと。元来水を使って水平を出したところから、この名称がつけられた。(レベル出し)

【遣り方】
これから建てる建物の正確な位置を決めるために設けるもの。

←木枠を使って、建物の位置を出しています。
【墨出し】
工事の進行に必要な線・形や寸法を表示すること。

←木枠に墨で線や寸法を書き込みます。
【掘削・埋め戻し】
【土間シート張り】
床下からの湿気を防ぐための、シートを張る。
【型枠工事】
コンクリ−トで建物や基礎をつくる際、硬化していないコンクリ−トが流出しないようにふせぐ仮設の枠組みを型枠という。
型枠工事とはの設計・加工・組み立てなどに関する工事。
【基礎断熱】
【コンクリート打設】

【布基礎】
連続一体化している基礎をいう。
【独立基礎】
独立柱の下で荷重を支える場合に設ける独立した基礎をいう。
【ベタ基礎】
建物の下部を全部基礎にすること。
【鋼製束】
床の構造の一部で大引から垂直に地面に下ろし、床の目方を地盤に伝える部材を床束という。
当社では鋼製の束を使用する。
【土台据付】
土台は軸組最下部の水平材で基礎の上に取り付ける。
柱の下端を連結し、柱の不同沈下を防ぎ、上部からの荷重を基礎に伝える。
柱の取り付け位置や、土台の継手から15cmぐらい離れた所と途中4m間隔以内の所をアンカーボルトで緊結する。
(風圧力や地震力等の水平荷重による浮き上がりや移動を防ぐため)
【建て方】
木造の軸組を組み、棟上を行うまでの工事をいう。
【小屋組み】
屋根になる骨組みを小屋組という。
屋根荷重は垂木、母屋を通して小屋組に伝えられるが、小屋組は、屋根荷重を支えて柱へ伝え、軸組と一体となって外力に抵抗する。 屋根は雨仕舞(雨水の進入を防ぐこと)をよくするために勾配をつける。
【上棟式】
上棟は棟上げともいう。建物の最上部の部材を取り付ける儀式的な意味と、これから建築をやってくれる大工さんや職方さんとのコミュニケーションを図るという意味で大切な役割を果たしている。
【木工事】
補強材として筋かいや間柱を施し、小屋組み、床組みなど細かな部分の構造部の工事に進む。

←×になってるのが筋かい。
【屋根工事】
木工事の小屋組みの母屋及び垂木の上に野地板を張り、その上に下葺きとして防水紙のアスファルトルーフィング等を張り、屋根葺き材(瓦やカラー鋼板など)で仕上げる。

←アスファルトルーフィングを張ったところです。
【ユニットバスの組み立て】
戸建て住宅でもユニットバスが主流となってきており、現場でメーカーが直接組立をする。
【断熱材】
ロックウ−ル(岩綿)、グラスウ−ル(硝子綿)、スタイロフォ−ム等の空気層を多く含んだ材料のことで、内→外、外→内に熱の出入りを防ぐ。
当社ではグラスウールという燃えないガラス素材の断熱材を柱や間柱のあいだに入れる、充填断熱工法を用いている。


←間柱と間柱のあいだにカットした断熱材を充填したところです。
【気密工事】


←気密シートを張ったところです。
【電気工事】
電灯配線やコンセント・スイッチ配線をする。

←コンセント・スイッチのボックスを取り付けたところです。
【屋根断熱&棟換気】
垂木と垂木の間に厚さ200m/mのグラスウールを充填し、屋根からの照射熱、室内の上昇気流による熱損失を抑える。また、断熱材と合板の間に、あえてすき間を作り、そのすき間から余分な熱を逃がす屋根通気工法を用い、棟へ昇っていった空気は棟に作られた換気スペースより、屋外へ排出されるようになっている。

←棟換気を取り付けたところです。
【外部建具取付】
開口部にサッシュや入り口を取り付ける。
【透湿防水シート】
室内側からの湿気を外へ逃がし、外部からの雨雪等を防ぐためのシート。シートとシートの継ぎ目には、防水テープを貼り強化。

←当社で使用しているのはデュポン社製のタイベック。
【軒天】
屋根の軒に軒天を張る。数箇所に有孔板を使い通気を良くする。

←ポツポツと孔(あな)の開いたのが有孔板。
【外装材】
透湿防水シートに通気胴縁を打ち、その上に外装材を張り上げる。

←外装材として板を張っているところ。上に保護剤としての天然塗料を塗布。
【木工事&室内建具取付】
内部では、壁が仕切られ、床が貼られ、各部屋の入り口が取り付けられる。
内装を板張りにする場合は、ここで張られる。
階段も取り付けられる。

【内装工事】
内部の壁・天井にクロスが貼られる。水周りによく使われる長尺シートもここで貼る。

←クロスに糊をつける装置です。
【住宅設備機器取付】
システムキッチン・洗面化粧台・便器等が取り付けられる。
【家具工事】
キッチンカウンターや、造り付けの棚などの造作が行われる。
【左官工事】
玄関やポーチのタイル貼り。勝手口や外階段のコンクリート工事など。
【雑工事・ファブリック工事】
階段等室内手すりの取り付け、カーテンレール・カーテンの取り付けをする。

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